花の王国

ロータス ハス スイレンver.2




内容(「BOOK」データベースより)
世界的博物図譜収集家として知られる著者が、
17〜20世紀に描かれた花の図譜の名品を選び抜いて、
植物に関する伝承や信仰、発見・栽培史を辿る解説を付した、
他に類を見ない画期的な「花の図鑑」。


荒俣宏 「花の王国」の「園芸植物」の巻(第1巻) p60
スイレン


和名
1)すいれん=中国名の音読み。
2)ひつじぐさ(未草)=未の刻(午後2時ごろ)に花が咲く草の意。
但し実際には一致しない閉花午後六時ごろ

中国名 睡蓮
一度開いた花をその日のうちにもう一度閉じることから、
睡眠するハスの名がついたという。

エジプトでは増水期に開花する睡蓮(エジプトロータス)を生産力の象徴とみなした。
又、夕方に沈み翌朝再び水面に出て開花する姿は再生を強く連想させ、
花をミイラに飾ったり、出港する船や葬儀への献花(※1)とした。



王冠に似た形態から王位をあらわす(※)と考えられ、
またオシリスの持物である。(※)

太陽神ホルスはこの植物から生まれたとされ、

エジプトロータス文様には、
側面から見た形をデフォルメした美術史上重要なパルメット(※)がある。

この模様はシルクロード経由で遠く日本まで到達している。
ギリシアのアカンサスとともに工芸建築装飾の二大源泉(※)である。

花言葉は「純潔」、「信仰」、「清浄」。


図版はこちらで見られます花の都ぎふ祭り公式ページ
●「ニムフェア・ルブラ」ルメール、シャルトヴァイラー、ファン・ホーテ
 『ヨーロッパの温室と庭園の花々』(1845‐60)
●「エジプトロータス」P・A・G・ドラピエ『園芸家・愛好家・工業家のための植物誌』(1836)


英名 Lotusがハス、WaterLilyスイレン
エジプト・ロータスがスイレン、インディアン・ロータスがハス

荒俣宏 「花の王国」の「園芸植物」の巻(第1巻) p86
ハス



学名Nelumbo 属名ネルンボはスリランカ島の言葉でハスの意。
英名lotusラテン語のハスあるいはスイレンをさす言葉から。
和名 はす、はちす 実がハチの巣に似ていることに由来。

中国名 蓮
蓮の字はもともとは蓮の実をさした。
葉は荷、茎は茄、花は芙蓉という。
※1



王冠に似た形態から王位をあらわす(※)と考えられ、
またオシリスの持物である。(※)

太陽神ホルスはこの植物から生まれたとされ、

エジプトロータス文様には、
側面から見た形をデフォルメした美術史上重要なパルメット(※)がある。

この模様はシルクロード経由で遠く日本まで到達している。
ギリシアのアカンサスとともに工芸建築装飾の二大源泉(※)である。

花言葉は「純潔」、「信仰」、「清浄」。

荒俣宏 「花の王国」の「園芸植物」の巻(第1巻)に取り上げられた植物より

ハス
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